
これまでのキャスト陣を一新し、いよいよ4月5日より放送が開始される新章「牙狼<GARO>~闇を照らす者~」の第1話から第3話の先行上映会が3月24日に東京・台場のお台場シネマメディアージュにて開催!上映後には劇中の衣裳に身を包んだ栗山航さん、青木玄徳さん、池田純矢さん、南里美希さん、そして横山誠総監督が登壇しての舞台挨拶が行われ、劇場は熱気に包まれました。
栗山さんらが登場すると客席から「最高!」「カッコよかった」といった歓声や拍手がわき起こり、やや緊張気味だった新キャスト3人はホッとした表情を見せていました。
本作への出演が決まった当初は、「牙狼<GARO>」シリーズの主役を張ること、そして旧シリーズを支えてきた小西遼生さんからバトンを受け継ぐということについて「ことの重大さを分かっていなかった(苦笑)」と語る栗山さん。「最初は『決まっちゃったな―!』って感じで(笑)。特にプレッシャーもなかったんです。むしろ撮影を終えて、つい最近になってこうしてみなさんの前に立ってみて、感じるところがありました」と正直な胸の内を明かしてくれました。
小西さんと直接顔を合わせたときには「撮影は厳しいかもしれないけど、乗り越えれば一生の宝物になるよ」という珠玉のアドバイスをもらったそう。栗山さんは「いままでその意味が分かっていなかったですが、昨日のファンイベントでファンのみなさんの笑顔を見て『これだな』と分かりました」と小西さんの言葉の重みをを噛みしめていました。
青木さんも同様に旧シリーズに出演してきた事務所の先輩でもある藤田玲さんからアドバイスを受け取ったそうで「『横山監督を信じて頑張れば間違いない』と言われました」と明かす。これに対し横山監督から「正直に言えよ。『横山監督には逆らうな』だろ?」とツッコミが入り、客席は笑いに包まれました。
池田さんは元々、「牙狼<GARO>」シリーズの大ファンだったそうで、特に鎧のカッコよさやアクションの激しさに触れ「いまの日本でここまでやっている作品は他にあるのかと感動しました」と語る。だからこそ、自身が出演するにあたっては「ファンを裏切っちゃいけないという気持ちがあった」と明かすが一方で「いい意味で旧シリーズとは違う作品になってます。みなさんの期待を裏切る気持ちで臨みました」と自信のほどをうかがわせました。
紅一点の南里さんはこれまでモデルとして活躍して来たが、アクションはもちろん、本格的なお芝居も今回が初めて。「スタッフや共演したみんなに1から10まで丁寧に教えてもらいました」と初々しい笑顔で語る。そんな彼女について横山監督は「お芝居が初めてのように見えましたか?彼女は自信はないけどセンスはある。そして声がかわいくて素晴らしい!」と“鬼”のアクション監督らしからぬ大絶賛!この優しさに涙腺が緩んだのか、南里さんは壇上で何度も目頭をぬぐっていました。
7か月に及んだ撮影の日々をふり返ると、高さ20メートルのワイヤー吊り(栗山さん)に猛暑の中で分厚い衣裳を着こんでの汗だくのアクション(青木さん)、人生初のベッドシーン(池田さん)、高い位置から飛び降りてすぐの会話シーン(南里さん)など、かなり苦労も多かったよう。横山監督は「元々、旧シリーズ以上のものを作ろうと思っているので最初からハードルはかなり高いです」と語り、過酷な要求をこなしてきた4人を称賛。そして今後に向けて「どんどん盛り上がっていきます!」と高まるファンの期待をさらにあおり、客席からは温かい拍手がわき起こりました。
「牙狼<GARO>~闇を照らす者~」
4月5日(金)からテレビ東京系6局、BSジャパンにて放送開始。
http://garo-yami.jp